たくやの不労所得ブログ

大学生投資家のたくやが勉強したことや運用実績などを公開しています

eMAXIS Slim(イーマクシススリム) バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slimシリーズのひとつ、バランス8資産均等型です。

現在の投資信託業界の大きな流れである「手数料の安さ」のトップを走るのが、このeMAXIS Slimシリーズです。

 

eMAXIS Slimシリーズとは

投資信託は儲からないと言われていた原因は、日本では「手数料の高いアクティブファンド」が多く販売されていたからです。

考えてみてください。投資信託を販売する人間としては手数料は高くとりたいですよね。銀行の販売員にもノルマがあるはずです。そんな時、投資信託は「投資をプロに任せられますよ」というセールストークにピッタリなんです。そこで、投資信託の手数料を高くすると銀行は儲かるという仕組みです。まぁ、投資家にとっては手数料負けでリターンが悪くなるので「投資信託は儲からない」になってしまうのです。

そんな中、金融庁は「つみたてNISA」という制度を始めました。この制度では「手数料の高い投資信託は投資対象からは除外する」という方針が出されました。この方針が投資信託業界に「アクティブファンドからインデックスファンドへ」「手数料の引き下げ競争」という流れを作りました。

そこで低コストのインデックスファンドとして三菱UFJ国際投信から販売されたのが「eMAXIS Slim」シリーズになります。もともと「eMAXIS」というシリーズがあり、それをさらに低コストにしたのが「eMAXIS Slim」になります。

 

8資産均等型とは

8資産均等型とは「先進国株式」「国内株式」「新興国株式」「先進国債券」「国内債券」「新興国債権」「先進国リート」「国内リート」の8個の資産に12.5%ずつに投資する投資信託です。

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https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/252760/252760_20180725.pdf

このように各資産に一定割合で投資するファンドのことをバランスファンドといいます。バランスファンドはポートフォリオ理論という画期的な理論を体現するファンドです。ポートフォリオ理論はとにかく難解な理論なんですが、いつか詳しい記事を書きたいと思います。とりあえず、知ってほしいのはポートフォリオ理論を使ったバランスファンドは利益が出るです(笑)

投資対象と指数

投資対象に国内株式とありますが具体的には何に投資しているのでしょうか。それぞれについて調べてみました。

  • 国内株式  (TOPIX
  • 先進国株式 (MSCI コクサイ・インデックス)
  • 新興国株式 (MSCI エマージング・マーケット・インデックス)
  • 国内債券  (NOMURA-PBI総合)
  • 先進国債券 (FTSE世界債券インデックス)
  • 新興国債券 (JPモルガンGBI‐EMグローバル・ダイバーシファイド)
  • 国内リート (東証リート指数)
  • 先進国リート(S&P先進国リート・インデックス)

コストについて

投資信託のコストは安く抑えることが基本です。まず、買付手数料と売却手数料が無料なことは基本中の基本です。そのあとに見るのは、信託報酬です。信託報酬がなるべく低いものを選びましょう。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の信託報酬は0.17%となっていて、同カテゴリの平均は1.03%となっていて最も安くなっています。(モーニングスター調べ)

 まとめ

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)はコストが安く投資に値する投資信託だと思います。ただ、自分でアセット組んだほうがコストは安くなるので手間かけてもいいという人は自作したほうがいいです。たくやはめんどくさがりなのでやりませんけど(笑)

 

 

eMAXIS Slimの買い付けはSBI証券から