eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
たくやです。
大人気なeMAXIS Slimシリーズから待望の全世界株式(オール・カントリー)が発表されました。
今回はこのオール・カントリーについて書いていきます。
eMAXIS Slimシリーズ
三菱UFJ国際投信から販売されている低コストな指数連動型ファンドです。
低コストなインデックスファンドの代表格ともいえるシリーズになります。
今までは、全世界株式(除く日本)と国内株式(TOPIX)を組み合わせることで全世界の株式に対して投資をすることができました。
今回のオール・カントリーが登場したことでこの1本で全世界の株式を保有することができるようになります。
楽天バンガードシリーズは運用報告書によって実質コストが予想より高いことが判明しました。
まだ、eMAXIS Slimシリーズも実質コストが出てないですが低コストなインデックス投信はeMAXIS Slimから選べばいいですね。
連動する指数
オール・カントリーが連動するのはMSCIオールカントリーワールドインデックスです。
先進国23カ国と新興国24カ国の大型株と中型株で構成されています。
構成銘柄数は2791銘柄、各国市場の約85%をカバーしています。
国別構成比としては、アメリカが55.1%、日本が7.57%、イギリスが5.4%、フランスが3.46%、中国が3.43%、その他25.03%となっています。
約半分はアメリカですね。
※2018年9月28日の資料より
コストについて
信託報酬は0.142%となっています。
楽天VTの本家VTを直接買い付けるファンドオブファンズ形式には三重課税問題があります。
先日、発表された運用報告書から実質コストが0.502%と思ったよりも高いことも判明しました。もちろん、一年目の実質コストは高くなりがちですが......
オールカントリーも実質コストが高くなってしまうかもしれません。
しかし、三菱UFJ国際投信はMSCIの指数に連動しているファンドを他にも持っています。
つまり、運用会社の内部で工夫していくことでコストを抑えられるかもしれません。
まとめ
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)についてでした。
2018年10月31日が設定日となっています。
低コストに全世界の株式に1本のファンドで投資が完結することはとても魅力的ですね。
たくやは、オールカントリーの動向を見てから投資するかを決めるつもりなので注意深く見ていきます。