ファンド比率から考えるリバランスの方法
こんにちは。たくやです。
今日は9月末の運用状況報告をしていて気が付いた投資信託のリバランスを行っていこうと思います。
それでは、いってみましょう♪
リバランスとは
リバランスって言われても何のことやら?
って人もいると思います。
リバランスって何かというとポートフォリオの資産比率を修正するために必要な作業です!
どういう事かというと
株式50万円と債券50万円のように50%ずつ持っていたとしましょう。
これが、ポートフォリオの資産比率ですね。
しかし、時間がたって価格が変動すると資産比率が崩れますね。
例えば、株式が60万円に増えて債券が40万円に減少したとしましょう。
この時、株式を10万円分売却して、その分債券を10万円分購入することで50%ずつの資産比率に戻すことができますね。
または、債券を20万円分追加購入することで株式も債券も60万円ずつとなり50%ずつにできます。
このように、崩れた資産比率を元に戻すことをリバランスといいます。
リバランスの手順
それでは、リバランスのやり方を見ていきましょう。
今回は、たくやの保有している投資信託のリバランスを例にして見ていきます。
たくやの投資信託はつみたてNISAで購入しているので売却を行わずに追加購入だけでリバランスをおこなっていきます。
資産比率を確認
はじめに、保有している資産の比率を確認しましょう。
今回は投資信託のみで考えます。
iFree S&P500インデックス
34842円
楽天・全米株式インデックスファンド
32345円
eMAXIS Slim バランス(8資産均等)
25747円
ニッセイTOPIXインデックス
19000円
ひふみプラス
18568円
合計
164667円
じつは、私の保有してる投資信託は8資産均等があることで、ちょっとめんどくさいですw
そこで、ファンドごとの比率を出したいと思います。
iFree S&P500インデックス
21.16%
楽天・全米株式インデックスファンド
19.64%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等)
15.63%
ニッセイTOPIXインデックス
11.54%
ひふみプラス
11.28%
これでファンドごとの比率が出ました。
修正期間と投資金額を決定
リバランスにどれだけ時間をかけるかと積立金額を決定します。
たくやは、毎週水曜日に2000円と決めているので考えるのはどれくらいの期間をかけてリバランスを行うかだけです。
あまり長いのは良くないのですが今回は35週を目安にしたいと思います。
なのでリバランスに使う資金は2000円✕35週で70000円ということになります。
今回は、大幅な修正を考えているので長期化していますが本来は、3か月程度を目安に行うことが良いとされています。
目標とする資産比率を確認
目標とする資産比率としてはこのようになっています。
先進国株式40%
国内株式 20%
新興国株式30%
先進国債権 2%
国内債券 2%
新興国債権 2%
先進国リート2%
国内リート 2%
これを実現するために、今回もリバランスでは各ファンドの比率をこのように考えました。
iFree S&P500インデックス
19%
楽天・全米株式インデックスファンド
28%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等)
16%
ニッセイTOPIXインデックス
10%
ひふみプラス
8%
この比率で行こうと思います。
各資産に対する投資金額を決定
つぎに、具体的にどのくらい投資額を変更するのかを考えます。
少し複雑なのですが、iFree S&P500インデックスを例に考えてみます。
リバランス後のiFree S&P500は、現在の投資額合計とリバランス期間の投資額合計のうち19%になっていればいいわけです。
つまり、リバランス期間全体でのIFreeへの投資額は、このような式で考えることができます。
(164667+70000)×0.19=44586.7
ここから、現在値との差額をリバランス期間で割ると、週当たりにどの程度投資をおこなえばいいかが分かります。
(44586.7-34842)÷35=278.4
この要領で、ほかのファンドに関しても考えていきます。
その結果がこちら
iFree S&P500インデックス
279円
楽天・全米株式インデックスファンド
954円
eMAXIS Slim バランス(8資産均等)
341円
ニッセイTOPIXインデックス
128円
ひふみプラス
0円
小数点などの処理をおこなった結果、このような形となりました。
まとめ
今回は、ファンド比率から考えるリバランスをおこないました。
リバランスに関して、何かの参考になれば幸いです。
それでは♪